住まいの断熱方法は工法によって変わります。グラスウールなどの断熱材を外壁と内壁の壁空洞に、柱と柱の間に埋め込むように入れるのを内断熱と呼びます。これに対して壁空洞を残したまま、柱の外側に板状の断熱材を途切れることなく張りつめるのが「外断熱」です。ソトダン21工法は気密材(ポリエチレンフィルム)を使用し断熱材(硬質ウレタンボード)の外側から建物全体をすっぽりと包み込む外断熱工法を採用しています。
断熱性能の高さと、住まい全体を気密材ですっぽり包んだ外断熱工法のため、外気温の影響を受けにくい構造になっています。気密性能が高いと起こりやすくなる結露対策には計画換気システムを採用しています。
換気システムは室内の汚れた空気や過剰な水分・臭いなどを排出し、外部の新鮮な空気を計画的に取り込むことで健康的な空間をつくり出します。社会問題となっているホルムアルデヒドなどの化学物質対策やシックハウス症候群の抑制にも効果があるほか、結露やカビの発生を抑制して人にも建物にも快適な環境となります。